7人が死亡したイオンモール熊本の爆発事故。イオンはきょう、いったん避難した従業員に再入館を認めた事実があったと明らかにしました。
先月28日、地震後に起きた「イオンモール熊本」の爆発事故。爆発に巻き込まれた従業員7人が亡くなりました。
地震発生後、館内にいたおよそ3000人の客は30分ほどで避難を完了。その後、一部のテナント従業員が売上金の保管や貴重品を取りに行くなどで館内に戻った際、爆発に巻き込まれたとみられています。
イオンモールで働くテナント従業員は避難後の再入館について、こう証言していました。
テナントの従業員
「(テナントの)中に店のレジ金や貴重品があれば、今すぐ取りに行って、ここに戻って来てください。私たちが補償できるわけではないし、『各自が必要であれば取りに行って、保管するように』ということでした」
爆発の翌日、イオンの吉田社長は、避難後の再入館は社内ルールとして認めていないと説明していました。
イオン 吉田昭夫 社長
「(Q.『中に入っていいよ』などのアナウンスや許可は?)そういったことは一切ございません。明確に否定しておきます。そういったことはございません」
その上で、一部の人が館内にいたことについては調査中としていました。
そしてきょう、イオンはその後の聞き取り調査で、「帰宅困難となる従業員が複数発生し、車の鍵などの貴重品の回収、トイレの使用など再入館の要望が寄せられたことから、一時入館を認めた事実があった」と明らかにしました。
きょうの発表を前に、イオン側から説明を受けていたという遺族は…
テナント従業員の遺族
「イオン側が絶対ダメですよと。そういう形であれば、こういうことになっていない。ダメですよという形だったならばと、悔やまれる」
イオンは今後、事故調査委員会による爆発原因の究明、再発防止策の検討を進めるとともに、対策を講じるとしています。
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