長い時間、大雨をもたらした台風13号はようやく沖縄から離れました。

今回の台風の特徴は、勢力が強く動きがゆっくりだったこと。

これまでの経路を振り返ると、東から近づいた台風は南にカクンと曲がったり、本島北部や久米島の辺りでは円を描くように動きました。実はこの動きには名前がついており「トロコイダル運動」といいます。

「トロコイダル運動」をする台風は動きが遅く、長引く暴風や大雨に注意が必要です。6日(木)お昼ごろからの実際の雨雲の動きを振り返ると、台風中心付近の活発な雨雲が本島北部に近づき、停滞して同じような場所で激しい雨が降り続きました。東村では降り始めからの雨の量が250mmを超え、1か月分の雨が一気に降ってしまいました。

9日にも台風16号が発生するなど、この先もまだまだ台風シーズンが続きます。2026年は発生数も多いですが、この16号のように東に向かうといった不思議な動きをする台風も多い印象です。

(RBC気象予報士 浅見真悠)