イランメディアが最高指導者モジタバ師の姿だとする映像を報じました。モジタバ師をめぐっては、先月、大統領と会談したことも報じられるなど、動静を伝える動きが相次いでいます。
左膝を立てて周りの人々に話しかける男性。イランのメヘル通信が8日、「初公開」として報じた最高指導者・モジタバ師とされる映像です。いつ、どこで撮影されたのかなどについては明らかにされていません。
2月のアメリカとイスラエルによる攻撃で負傷したとされるモジタバ師。3月に最高指導者に就任して以降、公の場に姿を見せていません。
映像について、アメリカのCNNテレビは、モジタバ師とされる男性に「負傷した痕跡が見られない」と指摘し、「戦争前に撮影されたものとみられる」と伝えています。
こうしたなか、イランの国営メディアは9日、ペゼシュキアン大統領が先月下旬にモジタバ師と会談したと報じました。軍事や外国との経済関係などについて意見を交わしたということです。
また、革命防衛隊傘下の民兵組織「バシジ」の幹部は、モジタバ師が街頭で市民と接する様子などを収めた映像などを今後公開すると明らかにしました。
民兵組織 「バシジ」幹部
「敵やイラン国民を中傷する者たちに再び恥をかかせることになる」
モジタバ師をめぐっては、イギリスに拠点を置くイランの反体制派ネットメディアが6日、政権に近い情報筋の話としてモジタバ師が重篤な状態にあり、いつ亡くなってもおかしくないという情報が流れていると報じていました。
モジタバ師の動静を伝える動きは、健康状態などをめぐる臆測を打ち消す狙いがあるとみられます。
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