火災から子どもの命を守ろうと、消防職員とその家族を対象にした火災予防教育の講演会が8月10日、長崎県内で初めて開かれ、およそ40人が参加しました。

講演会を開いたのは、全国の現役消防士らを中心に2023年に結成された「火災予防のONELOVE」です。

「火災予防のONELOVE」は、子どもたちが火災から自分の命を守るための「火災予防教室」が、当たり前の学びになる社会を目指して、全国で講演会などを開いています。

自宅でできる火災予防を学ぶ

8月10日の講演会では、服に火が付いたときの対処法や、住宅用火災警報器の点検方法など、「自宅でできる火災予防」について説明がありました。

参加した消防職員の家族からは、「普段からもしもの時のことを考えて、いろんな家の危ないこととかを確認しておくことが大事かなと感じました」という声が聞かれました。

また、参加した消防署員からは、「自分自身も保育園などに避難訓練の指導で行くことがあるんですけど、子どもに伝える伝え方とかが勉強になりました」といった感想が聞かれました。

「大人も含めて親子で勉強してほしい」

講演を行った一般社団法人ONELOVEの永石康平さんは、外出先で火災に遭った場合について、「お出かけ先であったら商業施設とかには誘導灯があるし、中には防火扉だったり避難器具といった道具があるので、そういった設備が何のためにあるかというのを、大人も含めて親子で勉強してほしい」と話しました。

講演では、実際の火災現場で消防士が駆けつけるまでには時間がかかることを踏まえ、消防士が間に合わないときに備えて、子どもたち自身に命の守り方を伝えることが大切だと呼びかけました。