気象庁によりますと、台風15号(チャンホン)は11日にかけて発達しながら関東の東へ接近・上陸し、12日には日本列島を横断する見込みです。台風の接近に伴い、暴風やうねりを伴った高波に警戒が必要です。

11日に関東へ接近・上陸のおそれ

台風15号は10日午後3時現在、日本の東にあって1時間に15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。

台風15号は11日午後3時には中心気圧980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速25メートル、最大瞬間風速35メートルまで発達。関東甲信地方にかなり接近し、上陸するおそれがあります。

関東甲信地方では、11日は台風の接近に伴い大雨となり、海上を中心に大荒れや大しけとなるでしょう。また、台風に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

その後、台風は西寄りに進路をとりながら日本列島を横断し、12日午後3時には中心気圧996ヘクトパスカルの熱帯低気圧に変わって山陰沖に達すると予報されています。

太平洋上では13号・16号含む「トリプル台風」

現在、日本の周辺では台風15号のほかに、台風13号と台風16号の計3つの台風が同時に存在する「トリプル台風」の状態となっています。

台風16号(ペイロー)は9日に発生し、10日午後3時現在、南鳥島近海を1時間に40キロの速さで東北東へ進んでいます。中心気圧は994ヘクトパスカルで、12日午後3時には熱帯低気圧に変わって日本のはるか東へ達する見込みです。

一方、台風13号(ドルフィン)は10日午後3時現在、華中を1時間に15キロの速さで北西へ進んでいます。中心気圧は990ヘクトパスカルで、11日午後3時には熱帯低気圧に変わる見込みです。