社長をかたる偽のメールで3000万円をだまし取られそうになった企業が取材に応じ、寸前で被害を免れた経緯と手口を語りました。

(社長)「ほんとに振り込む直前までいって、振り込まなくてよかった」

(経理担当者の上司)「当社が標的にされるんだというのが最初の感想でした」

この会社の経理担当者は7月3日、社長を名乗る人物から「LINEグループを作るように」とメールで指示を受け、QRコードを返信しました。

(経理担当者の上司)「メールが来た翌日から当社の定休日で、担当者が相談できる相手がいなかった点はある」

後日、LINE上で「3000万円の支払いがある。今日着金で進めて」と指示されます。

しかし、通常の振込ルールと異なることや、何度も急かされたことから不審に思い、本物の社長に直接確認したことで被害は食い止められました。

(社長)「誰でもこういう被害にあう可能性があるので、一番大事なのは『あれっ』と思うようなことがあったら、必ず報告・連絡・相談を徹底することが大事だと思います」

大分県内では今年6月にも、大分市の社会福祉法人が同じ「偽社長」の手口で、およそ2000万円をだまし取られる被害が発生していて、警察が注意を呼びかけています。