被害申告から復職・異動まで3年 トップにリスク事案共有されず

井上貴博キャスター:
NHKの発表をもとにした、調査開始までの経緯です。

▼2025年4月
職員Aさんから「番組出演者から性被害により体調を崩して休職し、フラッシュバックなどもあるため、所属部局以外での復職等を希望したが聞き入れられなかった。なぜ実現されなかったのか確認したい」など労働組合を通じてNHK側に申し入れ。

▼2025年5月
NHKは外部の専門家等からなる調査検討委員会を設置、調査が進められてきました。

調査で明らかになったことは…

・職員Aさんが番組出演者から意に沿わない性被害を受ける。

▼1年数か月後
・職場に被害を打ち明ける。
・別の部署で復職できるよう「特段の配慮」を強く求める。
→NHK人事局などは「現職場での復職が原則」だとして「特段の配慮」は認めず。

▼3年あまり後
・希望していた職場のひとつに異動。

NHKの組織内では、2025年4月の申し入れまでに会長や副会長・担当役員にリスク事案として報告が上がらず、共有されていませんでした。

職員Aさんは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されました。