20代の女性に性的な暴行を加えたとして、不同意性交などの罪に問われている「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二被告に対し、検察側はさきほど、懲役7年を求刑しました。

お笑いグループ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二被告(43)はおととし7月、ロケバスの車内で当時20代の女性に性的な暴行を加えた罪などに問われていて、初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張しています。

これまでの裁判で斉藤被告は、「『トリオの中で斉藤さんが一番好きです』と言われた」「女性も求めてくれていると思っていた」などと説明し、女性とは同意があったと主張。

一方、被害女性は、「(斉藤被告を)怒らせれば仕事がなくなると思い、暴れたりはできなかった」「屈辱的だった」と証言しています。

きょうの論告で検察側は、「被告と被害者は初対面で、性的な行為を許容するほど、関係が成熟しているものではなかったことは明らかだ」と指摘。「被告は立場を利用して、3回にわたり犯行に及んでいる。性的自由の侵害の程度は大きく、犯行態様は悪質だ」として、斉藤被告に懲役7年を求刑しました。

求刑に先立って法廷で意見を述べた被害女性は、事件後にPTSDを発症して休職に追い込まれたと明かし、「事件の苦しみは過去のものではなく、今も私の日常を壊します。被告には自分の罪に向き合い、その重大さに見合う刑を受けて欲しい」と訴えました。

斉藤被告は女性の発言を、目を伏せて聞いていました。