2024年3月、JR美祢線は全線開通100周年を迎えます。それに先立ち、沿線の魅力を知ってもらおうというツアーが企画され19日、特別列車が運行されました。

美祢線を走る特別列車・長門湯本温泉うたあかり号。JR美祢線利用促進協議会などが長門湯本温泉でのイベント「音信川(おとずれがわ)うたあかり」に合わせてツアーを企画しました。特別列車は県内外からの客22人の貸し切りで運行され、停車した厚狭駅では、市の職員が観光パンフレットを配って魅力をPRしました。

大阪から来た乗客
「これから楽しみたいと思います」
三重から来た乗客
「知らない所がいろいろあると思うので、こんなとこあるんだとか思って。また来る機会とか楽しみになればいいかなと思っています」

JR西日本によりますと、美祢線の2021年度の利用者は1日に366人で、ピーク時に比べ大幅に減少しています。沿線の観光地とつなげ、路線の利用促進をはかりたい考えです。JR美祢線利用促進協議会事務局(美祢市総務企画部地域振興課)森山彰太さん
「今後、観光路線としてしっかり位置づけていきたいなと思っておりますので、そういった所でしっかりやっていきたいなと思っております」

ツアー客は20日まで、長門市や美祢市の観光スポットを楽しむ予定です。