衆議院山口2区選出で前防衛大臣の岸信夫衆院議員が、2月上旬にも議員辞職する意向を自民党幹部に伝えたことが分かりました。19日夕方には自民党本部で辞職のあいさつ回りをしました。
岸氏は2022年12月、後援会の会合で次期衆院選には出馬しない旨を伝えていますが、2月上旬にも辞職する意向を自民党幹部に伝えました。19日夕方、自民党本部に入り、関係各所を回ってあいさつをしたということです。
岸氏は銃撃され亡くなった安倍晋三元総理の実の弟で、2004年に参議院山口選挙区で初当選し、2012年に衆議院にくら替えしました。2020年9月から2022年8月までは防衛大臣。現在、総理大臣補佐官を務めています。
安倍元総理の死去に伴って4月に予定されている山口4区の補欠選挙とのダブル補選になる見込みで、岸氏は後継に、秘書で長男の信千世氏を推す方針です。
また関係者によると、この辞職の動きは次期総選挙の新たな区割りも見据えたもので、岸氏の意向を踏まえ、公認候補は公募で決めるとみられています。














