事件から時間は止まったまま
突然日常を奪われたあの日から、父親の敏さんの時間は止まったままです。敏さんは、最愛の息子を失った事件当夜の状況を、こう語り始めました。
(堤 敏さん)
「事件は2010年、平成22年です。10月4日の夜、午後10時45分ごろ、神戸市北区筑紫が丘4丁目というところの路上で発生しました。被害者は私の息子、次男です。名前は堤将太といいます」
「事件当時16歳、高校2年生でした。私には4人の子どもがいて、次男の将太は4人きょうだいの末っ子でした。上には成人した娘が2人いて、その下に大学生の兄貴、長男がいて」
「家族っていうより、きょうだいみんな仲が良くて、ほんとに家族みんなに可愛がられて育った、ほんとになんか末っ子らしい末っ子、『ザ・末っ子』っていうような子どもでした」














