地域の特産品を知ってもらおうと、高知県本山町の園児たちが原木シイタケの駒打ちを体験しました。園児たちは夢中になって駒打ちをしていました。
本山保育所の園児16人が行ったのは、原木シイタケの駒打ち体験です。クヌギやナラの原木にシイタケの菌をつけた「種駒」を打ち込む恒例の行事で、子どもたちに地域の特産品を知ってもらおうと、30年以上前から毎年行われています。

「トントントン」という音が、軽快にひびきわたります。少しゲームのような駒打ち体験。1人あたり5本から6本の原木に駒打ちを行いましたが、園児たちは飽きることなく、夢中になって作業を進めていました。
(Q.上手くできた?今日)
「うん!ガチンって入れるところが楽しい!」
「こんこんして引っ込むのが楽しい!」
(Q.どれくらい大きくなってもらいたい?)
「こんぐらーい!」

(生産者 畠山日出男さん)
「体験することで、原木シイタケがどんなものなのかということを少しでもわかってもらえればと思います。地元で育てたという思いがどこかであって、作ってみたいという感覚が生まれるかもしれませんね。できてくれたらありがたいですね」
自分で打ち込んだ原木は家に持ち帰り、収穫予定の2年後の秋ごろまで、それぞれの家庭で育てるということです。
