カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みです。化学メーカー、日本ゼオンの徳山工場(山口県周南市)で、植物由来などのエタノールから合成ゴムの原料を生成する実験設備が、国内で初めて完成しました。

31日、関係者がテープカットし、施設の完成を祝いました。
実験設備は、トウモロコシといった植物由来などのエタノールから合成ゴムの主な原料となる「ブタジエン」を生成するものです。

「ブタジエン」は石油製品の「ナフサ」から生成されていますが、植物由来などの材料から生成されるのは、国内では初めての取り組みになります。
日本ゼオン ZEON NEXT 探索部門長 中村昌洋 執行役員
「カーボンニュートラルという2050年に向けた大きな取り組みというのはひとつありますし、昨今、中近東のナフサ問題というのがクローズアップされていますが、ゆくゆくはそこの中近東の石油依存というのを少しでも、バイオ原料に切り替えていける。そういったところに貢献したいなというふうに思っています」
実験設備は8月から稼働を始め、品質や安定供給などを検証することにしています。
2034年の事業化を目指していて、実現すれば世界初ということです。














