帝国データバンクは31日、麺類の製造を手がける杉山食品工業(山口県山陽小野田市)が27日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表しました。

杉山食品工業は1946年11月創業、1966年6月に法人になりました。

県内トップクラスの生産体制で、うどんやちゃんぽん麺などの製造を手がけていました。

インターネットでも販売していた郷土料理の「瓦そば」はギフト用としても人気があり、昭和後期には年売上高約9億円を計上しました。

しかし、大手食品メーカーの新商品の製造に対応する設備投資が重荷になり、近隣同業者の価格攻勢により不採算での受注を余儀なくされるなど、2025年12月期の年売上高は約1億円まで落ち込んでいました。

新たな販路開拓や経費削減など立て直しを図りましたが、収益改善には至らず、事業の継続を断念しました。

負債は6億円の見込みです。