夏休み中の高校生や大学生を対象に、選挙期間中にインターネット上で拡散する偽情報の問題について考えるイベントが東京都内で開かれました。
笹川平和財団 大澤淳 上席フェロー
「ネットの情報が選挙結果に影響を与えるようになってきています。これを悪用しようという人たちも出てきて、注意してネットを見なければいけない時代になっています」
きょう(31日)午後、東京・港区で開かれたイベントには、夏休み期間中の高校生や大学生およそ30人が参加しました。
前半の講義では、偽情報に詳しい専門家らが過去のアメリカ大統領選挙やドイツの総選挙などで偽情報が拡散した事例を挙げつつ、日本でもここ数年、選挙期間中にSNSをはじめ、インターネット上で事実に基づかない投稿が広がっている背景について説明しました。
参加した学生
「(Xの)プロフィールを見ると、所在地や接続先がバラバラになっている」
「使われている画像が『黒』と『赤』といった焦燥感を煽る色使いになっている」
後半のワークショップでは、学生たちが班ごとにディスカッションを行い、今年の衆議院選挙期間中にSNSに投稿された真偽不明の投稿を分析しながら、情報リテラシーの身に着け方について学びました。
参加した学生
「個人で出来る対策としては、各々のリテラシーを上げていく必要がある」
「信頼できるソースが何かを事前に理解しておく。偽情報が拡散されるメカニズムを伝えていくことが大切だと思いました」
イベントを主催した笹川平和財団は、「インターネットが偽情報の拡散に与える影響が大きくなっている」「夏休み期間中はスマホから離れて、リアルな世界で、多様性のある批判的な見方を持った思考を養ってほしい」としています。
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