2024年、北海道江別市で当時20歳の大学生、長谷知哉さんが集団暴行を受け死亡した強盗致死事件の裁判員裁判で、31日、主犯格とされる当時18歳の男が「事件はすべて自分から始まった」と述べました。

主犯格とされる当時18歳の男(弁護側の被告人質問)
「遺族の皆さまからすれば死刑だと思いますし、自分でもその気持ちはよくわかっています」

主犯格とされる当時18歳の男は、2024年10月、江別市の公園で仲間の男女5人と共謀し、大学生の長谷知哉さん(当時20)に集団暴行を加え、現金などを奪って死亡させた強盗致死などの罪に問われています。

長谷さんと6人の関係(年齢は当時)

30日弁護側の被告人質問で当時18歳の男は、「事件はすべて自分から始まり、金品の要求も自分から始まり、共犯者も同じことをした。自分が暴行をしなければ、金品を要求しなければ、服を脱がさなければ被害者は亡くなることはなかったと思う」と述べました。

判決は、来月7日に言い渡されます。

札幌地方裁判所

起訴状によりますと、主犯格とされる当時18歳のアルバイトだった男は、当時17歳の少年ら男女5人と共謀し、2024年10月25日から26日にかけて、長谷知哉さん(当時20)の顔や腹部を多数殴る蹴るなど暴行。

さらに「全部出せ、全額」「クレジットカードもな」などと脅迫して暴行を加え、現金やカードなどを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させたうえ、奪ったクレジットカードでたばこなどをだまし取ったほか、キャッシュカードで現金12万7000円を引き出したなどとして、強盗致死や詐欺、窃盗などの罪に問われています。

おことわり
HBCでは、特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。