横浜DeNAベイスターズの大和(35)、牧秀悟(24)、益子京右(22)が19日、鹿児島県の鹿屋市内で実施している合同自主トレを公開。練習後、WBCで日本代表の“侍ジャパン”に選ばれている牧は、3月の本番に向け意気込みを語った。
昨年に続き大和の地元での自主トレに参加している牧は、昨年12月の契約更改で「今年は守備で足を引っ張ってしまったので、大和さんの動きをしっかり学んで自分のものにしたい」と語っていた。この日は木刀やサンドバッグを使ったユニークな方法で体幹を意識したトレーニングを行い、午後は打撃を中心とした練習に汗を流した。
ここまでの自主トレについて牧は「毎日毎日充実した練習が出来ているかなと思います。守備とそして一年間戦い抜く身体作りを意識してやっています」と順調のようだ。ウォーミングアップ後のキャッチボールでMLB球を使用した牧は「すべるというか変に力を入れたら抜けますし、(力を)抜きすぎても変なところにいくのでちょっと扱うのが難しいかな」と苦戦しているようだ。
守備練習ではセカンドだけでなくファーストの練習も取り入れ、「期間も短いので去年よりも打ち込んでますし、いい準備をして侍に向けて頑張りたい」と意気込んだ。
WBCの代表に選ばれたことについて「初めての選出なのでどうなるか分かりませんが、自分はバッティングが売りなのでどのように起用されても自分のバッティングを意識して戦っていけたら」と打撃での貢献をアピールし、さらに「まずは本番に向けて身体を整えていき、選ばれた以上は世界一目指して戦っていきます」と“侍ジャパン”としての目標を口にした。