財源10兆円・レジ改修 実施に向けた課題は
山形キャスター:
3つ目のハードル、『財源やレジ改修の準備』について。

2年間消費税を実質ゼロにすると、財源10兆円が必要になります。30日、高市総理は「赤字国債に頼らない」と改めて発言しています。
税外収入の活用、そして補助金の見直しで財源を確保していくということですが、このあたりはいかがでしょうか?
TBS報道局 政治部自民党 担当 島本雄太 記者:
財源については、国民会議の中でほとんど議論されませんでした。
政府としては具体的に来年度予算編成の過程で結論を得るとしていますが、きちんとした歳入歳出改革で裏づけを示せるのかは大きな鍵になってくると思います。
また、レジ改修についても、混乱なく進むのかというのも焦点です。1%でも約半年はかかるとされていますので、8月に方針を決めて準備を始めても、年度内に終えるにはあまり余裕がありません。
この半年という期間も経済産業省がレジ会社の方にヒアリングして出した結果ですので、本当に終わるのかというところは少し疑問が残ります。
井上キャスター:
高市総理としては公約を撤回して批判を受けるリスクと、公約を突き進んで批判を受けるリスクを天秤にかけて判断されたんだと思います。
いずれにしても、これだけ歴史的な円安を止めるためにも、マーケットは厳しい目で見ています。財源は選挙の前にしっかりとやっておいていただきたかったです。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
消費税の問題や税金の問題は政治の信頼と関わっています。30年前に3%から5%に上げたときは当時の橋本総理や加藤幹事長が非常に丁寧に説明をしたことで、比較的国民の理解を得られました。
一方で、岸田政権のときに4万円の減税をやりましたが、減税なのに国民からするとあまり評判がよくなかった。つまり、政治の信頼があると増税でも国民は納得するんですけど、信頼がないと減税でも国民の不満が募るということがあります。
高市総理の支持は下がっているので、国民の信頼が果たしてどこまで得られるかは非常にポイントです。
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<プロフィール>
島本雄太
TBS報道局 政治部自民党 担当
政調会長を中心に取材
休日は料理作りとお酒で気分転換
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年














