中国や韓国などいくつかの国や地域では、旧暦の正月にあたる今月22日を中心に新年の休みを迎えます。日本が新型コロナの水際対策を緩和してから初めて迎える旧正月に、外国人観光客の姿はどれくらい戻ってくるのでしょうか。

◆韓国人観光客>中国人観光客

アジアの国や地域で、この週末から本格化する旧正月の休暇。福岡の街中では19日も、一足早く訪れた外国人観光客の姿が多く見られました。


RKB原口佳歩「福岡市のベイサイドプレイス博多にある寿司店です。開店前なんですが、多くの観光客などでにぎわっています」


地元福岡の市場で仕入れた新鮮なネタが、一貫100円ほどで食べられるとして人気のすし店です。客の2割が外国人観光客で、特に韓国人を中心に連日多くの人が訪れています。

韓国からの観光客「安い価格でおいしい寿司を食べられると、ツイッターで見ました。おいしいです」


博多豊一 中川侑南さん「韓国の方がすごく多いです。中国人観光客は、ちらほら来られています。韓国の方と同様に、多くの方が来られるのではないかと期待しています」

◆韓国便や台湾便は運航再開

ベイサイドプレイス博多では、全国旅行支援や水際対策の緩和をきっかけに、国の内外から観光客が急増。この1か月間の来場客は約15万人と、コロナ禍以前の水準に戻ったということです。

旧正月シーズンを前に国内各地の空港では、韓国や台湾などからのチャーター便による国際線の運航が続々と再開されました。久しぶりに日本を訪れた人たちは、ゴルフや温泉などを楽しんでいます。


韓国人観光客「韓国は今とても寒いが、寒くない環境でゴルフができていい。おいしい食べ物を食べてくつろぎたい」「コロナで来られなかったので、ずっと待っていた。やっと来ることができてうれしい」