130年以上受け継がれる大工の技 村上の街並みを守る

木は、暮らしの道具になるだけではありません。職人の手仕事によって、村上の歴史ある街並みそのものも支えています。

村上市で1888年(明治21年)に創業した「株式会社 大竹建設」。
130年以上にわたり、住宅だけでなく、神社仏閣や文化財の修復などにも携わってきました。

作業場では、大工たちがノミやカンナを手に、木と向き合っています。

大竹建設の代表・大竹憲一さんは、地域に残る歴史的建造物の修復や景観の保全について、こう話します。

「寺社仏閣の修復をはじめ、重要文化財である『若林家住宅』の修復工事や、藤基神社の社務所など、昔ながらの技法を用いて元に戻し、村上の素晴らしい景観を創っていきたいという強い気持ちで仕事をしています」

重要文化財 若林家住宅

伝統的な建築技術は、古い建物を直すためだけのものではありません。
村上らしい街並みを守り、次の世代へ受け渡していくための技術でもあります。

木を扱う技と経験が、地域の風景を支えています。