サッカーワールドカップの敗退をめぐり、あす、韓国の国会で聴聞会が開かれます。質問に立つ議員が、きょう、JNNの取材に応じ、代表監督選任の不透明さや協会の体質を徹底追及するとの考えを示しました。

韓国ではサッカーのワールドカップ敗退をきっかけに、サッカー協会などへの批判が高まりあす、韓国の国会で聴聞会が開かれます。

最大の焦点となっているのが、グループリーグ敗退の責任を取り辞任した、洪明甫氏の代表監督選任のプロセスです。

聴聞会で質問に立つ共に民主党の鄭俊鎬議員が、JNNのインタビューに応じこの点について厳しく追及する姿勢を示しました。

共に民主党 鄭俊鎬 議員
「より慎重であるべき監督選任プロセスが拙速に進められた。面接ではなくカフェで会って面談の形で監督が推挙されたこと自体が、手続きの正当性を欠いている。これらの点を重点的に追及します」

さらに鄭議員は、サッカー協会側が国会からの「監督選考過程の議事録」などの資料の提出要求を拒み続けていると明かし、不信感をあらわにしました。

これに対し、サッカー協会側は「監督の任命過程においては、協会の規定を遵守している」としています。

また、辞任したサッカー協会の鄭夢奎前会長が4期連続で当選していることにも触れ選挙の在り方を見直すべきだとの考えも示しました。

サッカー協会をめぐっては、警察が職権乱用などの疑いで捜査を進めているほか、政府・文化体育観光部も「特別監査」への着手を表明しています。

聴聞会には、洪前監督や大韓サッカー協会の前会長ら17人が出席する予定でどのような説明をするのかが焦点となります。