洋上風力発電の部材を運ぶ「専用輸送船」の竣工記念式典が、7月29日長崎市で行われました。

林田繁和アナウンサー:
「洋上風力の部材を載せるメインデッキです。まっ平。幅が30メートルありまして、長さは130メートル。テニスコート16面分あるそうです」

お披露目されたのは、商船三井グループのモジュール船「WIND WHALE」です。
重さ千トンを超える洋上風力の巨大な部材を工場から現場の海域まで運ぶ自走式の台船です。電気推進システムを採用し、速度は、曳き船などによる台船のおよそ2倍。国内では初運用で船籍を長崎市に置きます。

7月29日の式典では、関係者によるテープカットが行われ、新たな門出を祝いました。

船を操る船橋はメインデッキから5階部分にあります。前方だけでなく後方にも広い窓が設置され、積み込み作業を確認することができます。

桑田大輝 船長:
「洋上で本船を風の影響だったり波の影響を受けても定点保持させることができます。GPSだったり風のセンサーの情報を読み取って、この4つのプロペラをコンピューターが制御して、その場にとどまることができるようになっています」

商船三井 杉山正幸 専務執行役員:
「長崎も洋上風力産業にチャレンジしようということでありますので、そういう絆を強くするためにも、本船の母港を長崎にさせていただきたいと考えました」

鈴木史朗 長崎市長: 
「洋上風力発電のサプライチェーンの一翼を担えるという風に大いに期待しているところでございます。同時にですね、船籍港になりますことになりまして、税収も入ってきますので、そういう意味でも大変ありがたく思っております」

「WINDWHALE」は、今後、岡山県の工場で製造された部材を洋上風力発電サイトへ運ぶ予定で、7月30日には、一般公開も行われます。