原子力規制委員会のホームページ上で全国のモニタリングポストの値を確認できるシステムで、昨夜から熊本県内のデータが転送されていないことが分かりました。山中委員長は定例会見で、「特に問題ない」とした上で、「原因をしっかり調べていく」と述べました。

きょう午前、原子力規制委員会の定例会で、同委員会のホームページで全国のモニタリングポストの値を確認できるシステム「RAMIS」で、値が表示されない不具合が起きていると報告がありました。

原子力規制庁によりますと、熊本県内のモニタリングポストの値について、きのう午後11時以降のデータが転送されていないということです。

熊本県には、熊本市や宇土市、八代市など、6か所にモニタリングポストが設置されています。

これについて、山中伸介委員長は、熊本県内のモニタリングポストの値は全国水準を調べるもので災害時に用いる値ではないため、特に問題ないとした上で、不具合の原因は分かっておらず、きのう発生した熊本の地震が原因だったのかどうかを含め調べたいとしました。

原子力規制委員会 山中伸介 委員長
「国民の皆さんに(放射線の)レベルをご覧いただけないということでは不具合でございます。そのあたりの原因はしっかりと調べたいというふうに思っております」

また、山中委員長は「令和8年熊本地震」をうけて、「地震、津波、これに対する恐れというのをしっかりと原子力に携わる者としては持っていただきたい」と原子力事業者に対し呼びかけました。