政府の少子化対策の強化にむけた関係府省会議の初会合が開催されました。3月末をメドに具体策を取りまとめる方針です。

小倉将信 こども政策担当大臣
「いまだかつてない、踏み込んだ、大胆な少子化対策に関するたたき台を作ってまいりたい」

会議では、児童手当の拡充や保育サービスの充実、育児休業制度の強化などが検討される見通しで、3月末をめどに少子化対策の具体的な方向性をまとめる方針です。

きょうの会合で参加者からは児童手当の所得制限の撤廃や保育士の職場の士気をどう上げるか、制度と実態の乖離を把握することなど幅広い意見が交わされました。今後は有識者だけではなく、子育て当事者も会議に参加する方針です。

政府は6月にまとめる「骨太の方針」に、こども政策の予算を将来的に倍増していく道筋を明記する方針です。