北方領土の元島民らが船の上から先祖を供養する「洋上慰霊」が、ことしも始まりました。

元島民らが北方領土を訪れて墓参りする「北方墓参」は、コロナ禍とロシアによるウクライナ侵攻の影響で2019年を最後に中断されています。

そのため、北海道と元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟などは北方墓参の代わりに4年前から洋上慰霊を行っていて、きのうは根室港から日ロ中間ライン付近に向かい、先祖の霊に手を合わせました。

国後島出身 大塚小彌太さん
「(島の)目の前に来て上がれないのは非常に残念。墓参だけでも再開するようにお願いしたい」

今年度の洋上慰霊は9月までに6回行われ、6年ぶりに航空機による上空慰霊も予定されています。