県内の昨年度の農林水産物の輸出額が584億円となり、5年連続で過去最高を更新しました。けん引したのは、お茶と水産物です。

(塩田知事)「官民一体となった輸出促進に向けた取り組みも着実に実を結びつつあり、県産農林水産物に対する需要は確実に拡大している」

塩田知事は24日の定例記者会見で、昨年度の農林水産物の輸出額が前の年度から113億円増え、584億円になったと発表しました。5年連続で過去最高額を更新です。

けん引したのはお茶です。世界的な抹茶ブームを背景に欧米で取り扱いが増え販売単価が上昇。前年度1.6倍の103億円となり、農産物全体の9割を占めました。

一方、水産物も好調で、和食レストランで寿司向けの需要が高まった養殖ブリを中心に輸出が増え、1.3倍の225億円となりました。

国別の輸出先はアメリカが最多で、310億円と全体の53%を占めました。去年4月に「トランプ関税」が導入されたものの、大きな影響はみられなかったということです。

県は輸出額について2030年度に800億円まで引き上げる目標を掲げています。