青森県は、2022年12月6日と12日に五所川市内で見つかった、死んだハシブトガラス計2羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。

県によりますと、ハシブトガラスは弘前大学農学生命科学部が五所川原市で調査研究をしている際、発見しました。回収したカラスの検体を国立環境研究所で遺伝子検査をしたところ、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザが検出されました。検出されたのは1月17日で、カラスの発見から28日以上経っているため環境省は今回、野鳥監視重点区域に指定はしないということです。

県は1月18日、発見場所の半径3キロ圏内にある家きん農場3か所に電話で異常がないことを確認しました。また、県は、発見場所の周辺で渡り鳥が多く飛来している河川や沼など10か所で異常がないかを調べるため1月19日、緊急調査する予定です。