宮崎市内の漁港で水揚げされた最高品質のテンジクタチウオを「檍浜ゴールド」としてブランド化することが決まり、23日、宮崎市役所で贈呈式と試食会が行われました。どんな特徴があるのでしょうか?

22日夜の宮崎港。
檍浜漁業協同組合の田邉 哲 組合長がタチウオ漁から帰ってきました。

(檍浜漁業協同組合 田邉 哲 組合長)
「ちょっと少ないです、きょうは。なんか急に群れが変わってしまって…」

宮崎市内の4つの漁協では、去年およそ27トンのタチウオが水揚げされましたが、漁獲量は前の年の半分になるほど希少性が高まっています。

(玉岡克希記者)
「こちらがきょう獲れたテンジクタチウオです。金色の背びれが特徴であることから、『檍浜ゴールド』の名前が付けられたということです」

ブランド化にあたっては、厳しい基準が設けられています。

テンジクタチウオのうち、重さが1キロ以上であることに加え、魚の体が傷つかない曳縄による一本釣りで獲れたものであること。

さらに、専用の道具を使った「脳天締め」や厳格な温度管理や梱包など、これら全ての条件をクリアしたものだけが「檍浜ゴールド」となります。

23日は、漁協や市場の関係者が宮崎市役所を訪れ、清山市長に「檍浜ゴールド」を贈りました。

獲れたての刺身を試食した清山市長は・・・

(宮崎市 清山知憲市長)
「歯ごたえがあっておいしい。めちゃめちゃおいしい。これ、毎日、食べられる」

「檍浜ゴールド」は、夏から秋にかけ旬を迎え、白身でありながら、脂がのった、しつこくない上品な味わいが特徴です。

(檍浜漁業協同組合 田邉 哲 組合長)
「宮崎市内では流通していなかった魚なので、こういった味がするんだとか、おいしいなとか思ってもらえるだけでいいと思います」

現在、宮崎市内で水揚げされたテンジクタチウオは1キロあたりおよそ4000円で販売されていますが、今後はブランド化により6000円に引き上げ、首都圏への販路拡大をさらに進めていく方針です。

檍浜漁協では、これまでも曳縄による一本釣りなど手間暇をかけていましたが、ほかのタチウオと区別されず、正当な評価を受けにくい課題があったそうです。

ブランド化により、漁師の収入アップを目指しているということです。