値上げ困難…企業が望むことは

引き上げ時期が全国で2番目に遅い、2026年3月だったのが、群馬県です。

高崎市内にある大学の食堂で学生たちに話を聞くと…

大学1年生
物価は上がるのに、給料は上がらない。他のところは上がっている。それはちょっと不満」

「働くって苦労してるんで、(引き上げ時期など)給料は平等にするべきだなと思う」

こちらの学食、人気メニューは熱々の「オムライス」。気になるお値段は、学生のお財布事情を助ける500円。

運営会社では、3月に賃上げをする一方で、人員配置や原材料費をできる限り抑えてメニューの価格は据え置きに。

価格を簡単に上げられない事情も。

飲食店経営「サンフラワー」宮田誠 社長
「学生食堂みたいなところは特にそうですけれど、(学生の)生活に直結している部分なので、価格転嫁を非常にしにくい

社長は最低賃金の引き上げを各地と同じ時期にしたうえで、「中小企業でも価格転嫁しやすい環境を作ってほしい」と望んでいます。

飲食店経営「サンフラワー」宮田誠 社長
「全体が上がるタイミングで、(賃金を)上げてもらったほうが価格転嫁という点ではやりやすかった。価格転嫁しやすい状況であったり、お給料を上げるために、何をどう回したらいいのかというサイクルを国には考えてほしいと思います」

国は現在、最低賃金の目安を決める議論を行っていて、7月中にも結論を出す見通しです。