アメリカ軍は12日連続となるイランへの攻撃を行いました。イラン側も周辺国にあるアメリカ軍基地を攻撃するなど、応酬が続いています。

アメリカ軍によりますと、12日連続となる攻撃はトランプ大統領の指示で行われたということで、軍は「ホルムズ海峡で商船の脅威となるイランの能力をさらに弱体化させるためのものだ」と強調しています。

トランプ氏はSNSで、「イランがホルムズ海峡で船舶への攻撃を行うたびに、アメリカは橋または発電所を1か所爆撃する」と警告しています。

一方、イランの軍事当局は、アメリカ軍が駐留するヨルダンやバーレーンの空軍基地に対して攻撃を行ったと発表しました。イランの軍事精鋭部隊「革命防衛隊」は、アメリカがイランの橋や発電所などを攻撃した場合、中東地域のアメリカの同盟国への送電を遮断すると警告しています。

さらにホルムズ海峡などをめぐり、アメリカとの交渉を率いるガリバフ国会議長は、「イランが石油を輸出できない地域では、誰も石油を売ることはできない」などとSNSに投稿。

アメリカによる海上封鎖が続けば、ホルムズ海峡を通るほかの国の原油輸送にも影響が続くことを示唆しました。

こうしたなか、革命防衛隊は石油タンカー1隻がホルムズ海峡南部の機雷敷設ルートを通過しようとした際に爆発し、炎上したと発表。「イランとの調整なしでの出入りは認められない」と警告しています。

またロイター通信は23日、紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派が、「サウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃した」と主張していると伝えています。