市街地で出没が増えるクマへの新たな対策になるかもしれません。
山形警察署で全国初となる、クマを追い払う効果が期待される音声のパトカーへの導入が始まりました。
「バンバン(銃声) ワンワン キャンキャン(猟犬の鳴き声)」


藤井響樹「数種類の犬の鳴き声と銃声がけたたましくパトカーから鳴り響いています。それに加えてこの100~130ヘルツのクマが嫌がる音を聞かせることによってクマの追い払いが期待できるということです」
クマを追い払う効果が期待されるのは「Bow Bear(ボウベアー)」というこちらの音声。

映像制作会社「ウィズム」の渡邊尚希さんが、獣害から地域を守る猟師だった祖父の「誰でも手軽にクマを遠ざけられる製品を作りたい」という思いを受け継いで作成したものです。

音声には実際のクマ狩りの現場で収録された猟犬の鳴き声や銃声が使用されています。

ウィズム 渡邊尚希 代表取締役「クマは一か所に同じ音や同じものがあると慣れてしまうのでその慣れを少しでもなくすという所と、移動することによって地域全体を守っていけるということがメリットだと思う」

山形署管内では今年、クマの目撃情報が今月12日現在で67件寄せられています。

これからの行楽シーズンで多くの人が参加するイベントなどが増えるため、クマ対策として導入されました。パトカーのクマの追い払いに特化した音声の導入は、全国で初めての試みです。

山形警察署 菅井幸子 地域官「クマに人の生活圏を知らせることで市街地に出没するクマを減らし、住民・観光客、クマに関わる関係者そして我々警察官の人身事故の防止につなげたい」

この音声はスマートフォンのアプリを使って、誰でも無料で使用することができるということです。















