佐世保市で当時高校1年の女子生徒が同級生を殺害した事件から、もうすぐ12年です。生徒らが通っていた高校では、7月22日校長による講話が行われました。

加害者と被害者が通っていた佐世保市の高校では、毎年この時期に、被害生徒を追悼しています。

校長(校内放送):
「本校に通う1人の生徒がある日突然、不条理にも命を奪われ、夢を絶たれた事件がありました。」

2014年7月26日当時高校1年の女子生徒が、自宅のマンションで同級生の女子生徒を殺害しました。7月22日の「講話」では、事件の詳しい内容については触れられませんでした。学校では年に3回、アンケートを実施し生徒の心理状態の把握に努めています。
校長(校内放送):
「自分の限界を知るからこそ他の人へ助けを求めることができます。こうした経験値を積み重ねることで他者から助けを求められれば、今度は自分が手を差し伸べることができます。」

事件をめぐっては、加害生徒を診断した精神科医から「人を殺しかねない」と事件前連絡を受けていた児童相談所が適切に対応をしなかったことも、問題となりました。

佐世保こども・女性・障害者支援センター 松尾智洋所長:
「佐世保児童相談所の職員である者として、課題や教訓を与えられた事案だと思ってますので、風化させないという意味で機会を設けることは大事だなと思います。」

児童相談所は、同様の事件を防ぐため、学校や自治体などとの連携が不可欠としています。
佐世保こども・女性・障害者支援センター 松尾智洋所長:
「子どもからのSOSや変化は何かしら出ていると思いますので、皆さんでつなげていくというところを共同で行っていくことが大切かなと感じております。」
当時を知る人が少なくなる中、どのように教訓を継承していくかー。
7月26日で事件発生から12年となります。














