21日に施行された改正道路交通法についてです。
21日、「酒酔い運転」の疑いで宮崎県延岡市の会社員の男が逮捕されましたが、改正道路交通法では、その「酒酔い運転」について新たな基準が設けられました。
実は「酒酔い運転」は、これまでは「正常な運転ができないおそれがある状態」というあいまいな基準しかなかったのですが、「呼気1リットルあたり0.5ミリグラム以上」という数値基準が追加されました。

実質厳罰化された「酒酔い運転」。
警察は、今後、摘発件数が増えると予想していて、引き続き、取り締まりを強化したいとしてます。
21日、延岡市の市道で飲酒をした後、中型トラックを運転したとして43歳の会社員の男が酒酔い運転の疑いで逮捕されました。
こうした飲酒運転を取り締まるために定められているのが「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」ですが、「酒酔い運転」はより罰則が重いにも関わらず、これまでの道路交通法では明確な数値基準が設けられていませんでした。
こうした背景から、去年、県内で摘発された423件の飲酒運転のほとんどが「酒気帯び運転」で「酒酔い運転」はわずか6件にとどまっています。
改正道路交通法により「呼気1リットル中、0.5ミリグラム以上」という数値基準が加わった「酒酔い運転」。
警察は、今後、「酒酔い運転」の摘発件数も増えると予想していて、改めて、飲酒運転根絶に力を入れたいとしています。
(宮崎県警本部交通指導課 小森 誠 理事官)
「飲酒運転は、重大事故に繋がる極めて悪質危険な犯罪行為です。飲酒運転は、自身のみならず、家族や友人、職場の方に多大な影響を与えることになりますので、絶対に飲酒運転をしないでいただきたいと思います」
「酒酔い運転」で摘発された場合の罰則ですが、5年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金などが科せられます。
また、今回の法改正では、危険運転致死傷罪についても新たに基準が設けられています。
夏の飲み会が増える時期ですが、周囲にも「飲んだら乗るな!」と呼びかけていきましょう。














