種子島沖の馬毛島で進む自衛隊基地の建設を巡り、鹿児島県西之表市の住民らがきょう22日、市に対しておよそ2100万円の公金の支出差し止めなどを求める住民監査請求をしました。

防衛省は、馬毛島で勤務する隊員のために97戸分の宿舎を西之表市内に整備する計画ですが、市が売却した土地の地中から古タイヤなどの大量のごみが見つかり、おととしから工事が中断しています。

これを受け、市は去年行った地中の調査や廃棄物が混じった土の処理費用として、合わせて2100万円を支出する見通しです。

こうした対応に対して西之表市の住民5人がきょう22日、「市の支出は違法」として支出の差し止めなどを求める監査請求をしました。

(住民監査を行った和田香穂里 西之表市議)「法律をねじまげているのではないか、住民として見過ごすわけにはいかない。明らかにしていきたい」

今後、市の監査委員が請求を棄却するなどした場合、住民訴訟となる可能性があります。