中東情勢をめぐる不安から円安が進んでいます。一時、外国為替市場で円相場は1ドル=163円台をつけました。

21日の外国為替市場で円売りが進み、円相場は一時、1ドル=163円台をつけました。プラザ合意後に急速に円高が進んだ1986年12月以来、およそ39年半ぶりの円安水準です。

アメリカ軍が10日連続でイランを攻撃するなど、中東情勢が一段と悪化するとの警戒感から「有事のドル買い」が強まり、円安が進みました。

政府・日銀は円売りの動きを食い止めるため、円相場が1ドル=160円台後半をつけた4月末から5月にかけて、11兆7000億円規模の為替介入に踏み切りました。

しかし、その効果はすでに帳消しとなり、介入前の水準を超えて円安が進んでいます。