能登半島地震と奥能登豪雨で被災し、現在は無人となっている石川県輪島市の山あいの集落。公費解体され、さら地となった住宅の跡地に6月上旬、ゴムでできた大量の走行用ベルトが不法投棄されたことが分かりました。処分するにも土地の所有者が身銭を切る必要があり、住民が頭を抱えています。
公費解体後のさら地に“ごみ” 約2~3トンのゴム製ベルト

輪島市中心部から西に車でおよそ40分の山あいにある西二又町。金沢市に住む西村友弘さんも以前、ここで暮らしていた1人です。
久しぶりに実家があった場所を訪れると、そこには目を疑うような光景が――。

西村友弘さん
「元々はない。なぜここに捨てたか。ちょっとびっくり。あまりにもひどい」
捨てられていたのは、除雪機や大型トラクターなど、農機具のものとみられる巨大なゴムの走行用ベルト。その量は2トンから3トンにも及ぶといいます。

西村さん
「自分らで処分できる量じゃない。悔しい。許せない」
西村さんの実家は地震で全壊。去年9月に公費解体を終えました。
Q. いま暮らしている人は?
「いない。電気は来るが、水道がないから住めない」
地震前、ここには8軒ほどの家がありましたが、現在は全員が仮設住宅などに移り住み、集落は無人の状態に。人目につかないことを狙ったのか、水道の蛇口や仏具が盗まれる被害も起きていました。














