1940年(昭和15年)創業の老舗で、業務システム販売などを手がける株式会社ワキチシステム(資本金3000万円、富山県高岡市)が7月9日、富山地裁高岡支部から破産手続きの開始決定を受けたことが帝国データバンクの調べでわかりました。負債総額は約4億3300万円で、大半が一般債務とみられます。
同社は1990年(平成2年)4月に法人へ改組。北陸・東海地方を営業エリアに、ホームセンターやスーパー、文具店向けに事務用品・機器の卸売および小売を展開し、1999年9月期には年売上高約7億6000万円を計上していました。
しかし、激しい価格競争により粗利益率が低迷し、1998年5月期以降は営業赤字が慢性化。挽回を期して業務システムやソフトウェア販売へ事業を転換したものの、同分野でも競合に押されて業績不振から抜け出せませんでした。
その後、従業員全員が退職したことで営業活動はほぼ停止状態となり、2025年9月期の年売上高は約600万円まで激減。納税の滞納などから事業継続が困難となり、今回の措置に至りました。















