■「最高。ビール飲みたい」わずか1時間で逃走車両特定

まちを巡回しながら目を光らせていると…
出動から約30分経った頃でした。
(無線)
「ケーブルを盗まれた・・・防犯カメラ設置あり」

松山市で窃盗の一報が入りました。
現場は電設会社。
大量の銅線が、何者かに盗まれたようです。
到着すると、この地域を管轄する松山東警察署の捜査員も駆けつけていました。

上村係長が現場で聞き取りをしている間、丹さんはモニター室に向かい、防犯カメラの映像を情報分析係に送ります。


さらに、周辺の防犯カメラも調べます。

犯人がどのように逃走したのか?
貴重な手掛かりが映っている可能性があるのです。
(機動捜査分析課 丹さん)
「防犯カメラは玄関先につけていることが多い。犯人が通っているかいないかだけでも参考になる」
係長と協力しながら、聞き込みも行います。

不在の住宅にはポストに名刺を入れて、連絡を待ちます。
緊張の糸を少しだけ緩める、つかの間のランチタイム。
とはいえ、いつ緊急出動の無線が鳴るか分かりません。

そのため、さっとかき込める麺類が彼女たちの定番です。
一方、情報分析係では、防犯カメラの解析が進められていました。

1時間足らずで、犯行に使用されたと見られる車を特定しました。
(機動捜査分析課 加藤秀治 巡査部長)
「これが後ろの形なんやけど、これがリアライトで、上にここにも光るライトがある、この位置関係」

Q)犯人を特定したときはスッキリする?
(機動捜査分析課 加藤秀治 巡査部長)
「最高。ビール飲みたい」

(機動捜査分析課 丹さん)
「現場で作業する人と、課内で資料とか調べることが、ほぼ同時進行でできる。そこはすごく助かっている」
(機動捜査分析課 加藤秀治 巡査部長)
「チームワークです」

現場の「機動捜査隊」と、映像を解析する「捜査支援室」。
2つの部署が統合したことで、捜査のチームワークやスピードが格段に上がったといいます。
愛媛県警によりますと、防犯カメラ映像がきっかけで摘発された犯罪は、230件(2016年)から615件(2025年)と、この10年で2.7倍に増えました。
さらに、全体に占める割合も8.9%(2016年)から29.7%(2025年)にアップ。
その役割は、重要性を増しています。














