絵は心を映すバロメータ 地獄の絵も…

若林さんの作品にはすべて、立山が描かれています。

記者
「いつも最初に立山描くんですね」
若林データ英昭さん
「描きます、描きます。最初に描きます。子どもの頃にとてもいいなと思ったんで。毎日見てたんで」

若林さんは、この事業所に通うまで、長年家にひきこもっていました。

記者
「どうしてひきこもってたんですか?」
若林データ英昭さん
「何もできなかった、何もなかったんで」

作品は、若林さんの心の状態を映し出すバロメータでもあります。
絵を描き始めた頃の絵は赤色を使った作品が多かったといいます。

若林データ英昭さん
「地獄の絵ですね、地獄の絵を描きました」「墓ですね」

この赤い作品には立山のふもとに「地獄」が広がり、不穏なイメージのモチーフがちりばめられています。

事業所のスタッフは、絵の色合いを見ることで、若林さんの気持ちが今どんな状態にあるのか気づくことができたということです。