船が欠航したときはオンライン診療も

専門的な医療機器がない離島で診療するなかで、前田さんは離島医療の難しさも改めて感じています。

「特に専門医療のアプローチっていうのは難しいところがありますよね。そこのギャップを埋めるには、患者さんと、看護師さん、あるいは私、医療者との連携がとれるような、例えばオンライン診療であるとかね。連携がとれるような仕組みを作っていく必要があると思ってますね」

前田さんは、船が欠航した場合など、必要に応じてオンライン診療も取り入れています。

タブレット端末を使い、画面の向こうの患者に症状を尋ねます。

「症状としては、鼻水とか、くしゃみとか、そんな感じ?」
「そうですね、はい。薬飲まなかったら、はい、出たりします」

厚生労働省によると、全国のへき地診療所515施設のうち、オンライン診療を実施しているのは18.4%です。
離島やへき地の医療を支えるため、今後はICT機器の活用も重要になります。