日本オリンピック委員会(JOC)は15日、32年ぶりに9月に日本で開幕するアジア大会に派遣する、柔術の日本代表を承認したことを発表した。

柔術は、日本の古武道を起源とし、ブラジリアン柔術として世界的に広まった格闘技。打撃なしの寝技を中心としたポイント制での争いとなるが、関節技や締め技で相手を無力化する「サブミッション」を決めると一本勝ちとなる。アジア大会には2018年のジャカルタ・パレンバン大会から採用されており、今回で3大会目の実施となる。日本代表を派遣するのは初めて。母国開催でアジアの頂点を目指す。

48キロ級の田中美佳(30)は、柔術で最も権威のある大会「ムンジアル」(5月)で3位に入った実力者。先月の審査会では第1試合を一本勝ち、第2試合を25-0と大差で勝利し、代表の座を掴んだ。「日本開催のアジア大会。今までお世話になった方々に見てもらいたい」と闘志を燃やす。

【アジア大会代表一覧・柔術】※アジア大会開会式(9月19日)時点の年齢
■男子
◇62kg級
丹羽飛龍(25、株式会社ロアー/アクシス柔術アカデミー)
大野智輝(19、立教大学/ARTA HIROO)

◇69kg級
福島聖也(29、CARPE DIEM芦屋/CARPE DIEM芦屋)
熊田堅信(23、株式会社ロアー/アクシス柔術アカデミー)

◇77kg級
森戸新士(34、株式会社LEOS/LEOS JIU JITSU ACADEMY)

◇85kg級
卯都木豪(33、株式会社Lepus/CAVE)

■女子
◇48kg級
田中美佳(30、ダイハツ工業株式会社/CARPE DIEM BJJ 芦屋)

◇52kg級
鈴木清香(32、浜松市立和田東小学校/JAWS ARAI, EVOX(KO GYM))

◇63kg級
吉永愛(20、自由が丘産能短期大学/パラエストラ岐阜)

【競技日程】
10月1日~3日(愛知県武道館)