15人が犠牲となった中越沖地震から16日で19年。新潟県 柏崎市の北鯖石地区では毎年、7月16日に独自の避難訓練を行っています。記憶と教訓をつなぐ取り組みが続いています。

2007年に発生した中越沖地震では、柏崎市と刈羽村などで震度6強を観測。


15人が犠牲となり4万4000棟を超える住宅が被害を受けました。


また、柏崎刈羽原発では、変圧器で火災が発生し、微量の放射性物質が外部に漏れ出すなど、国内で初めて原発が被災した地震となりました。


柏崎市の北鯖石地区は、自身の翌年から住民が主体となった独自の避難訓練を行っています。


中越沖地震の際は安否確認に時間がかかったことが課題となりました。



そこで、無事な場合はタオルで周囲に知らせるという独自のルールを決めています。


きょうは、その手順や避難に支援が必要な人をリヤカーに乗せて避難先へ運ぶ方法を確認しました。


【リヤカーに乗って避難した人は】「こうやってもらえれば安心です。うちには若い者が一緒にいないんですよ」


【北鯖石コミュニティ振興協議会 間島みよ子センター長】「たとえ10年経とうが50年経とうが忘れてはいけないこと。その時の課題だったことを1つずつ解決することで住民の安全を守っていきたい」


記憶の風化が課題となる中、当時の教訓を踏まえ災害への備えを進めています。