2歳の娘を虐待するなどし死亡させた罪に問われた両親に拘禁刑8年の判決です。

判決によりますと、和歌山県紀の川市の建設業・平晴流被告(26)と妻の菜々美被告(26)は長女の流菜ちゃん(当時2)に暴力をふるってあごにケガをさせ、極度にやせた状態になっていたにもかかわらず、医師の治療を受けさせず、去年7月に死亡させました。

死亡したときの流菜ちゃんの体重は約6kgで、標準的な2歳児の半分程度だったということです。これまでの裁判で2人はともに起訴内容を認めていて、検察側は「苦しみと絶望の中で死を迎えたその結果は重大」などとして2人について拘禁刑9年を求刑。

一方、弁護側は「真摯に反省している」として菜々美被告に拘禁刑7年、「菜々美被告の暴行を止めていた」として晴流被告に拘禁刑6年以下を求めていました。

7月15日の裁判で和歌山地裁は「被害児の苦痛を緩和するよりも虐待の隠蔽を優先したその意思決定は強い非難に値する」「短い生涯を終えなければならなかった絶望感は察するに余りある」とした上で、2人の責任に差は無いなどとしていずれも拘禁刑8年を言い渡しました。