軽いノリで「指摘しやすくなった」

なかなか厄介な存在の「フレネミー」ですが、この言葉ができたことで便利なこともあるようです。

▼専門学生:「『まじフレネミーじゃん』って“ツッコミ”みたいな言葉で友達と使う」
▼専門学生:「いじりに対して『フレネミーじゃな~い?』とか“ノリで返す”感じ」
▼22歳女性:「フレネミーっていう単語になったことで、“指摘しやすくなった”
▼20歳女性:「今までそういうのがあったら『ん?』ってなって終わりだったけど、みんなが“つっこめるようになった”

これまで、“なんとなく嫌”だった行動が「フレネミー」として言語化されたことで指摘しやすくなったとのことですが、『空気読めていないよ』と言うのは、なぜダメなのでしょうか?

▼高3女子:「『空気読めない』ってその場で言ったら、こっちが空気読めないやつみたいに思われる」「フレネミーって単語だから友達に嫌なこと言われても“笑って流せる”
▼大学生:「ただ悪口言う嫌なやつじゃなくて、フレネミーって言った方が“まだ柔らかい”かな」

「浮いたら終わり」Z世代の救世主

“気軽に言いあえる”ちょうどいいワードだという「フレネミー」。流行の背景には、令和の若者のイマドキ事情があるようです。

▼専門学生:「はっきり言うと仲悪くなるし、周りの目もある。最近は“少しでも浮いたら終わりな世界”だから」
▼大学生:「色々なSNSでつながっているから、自分の一挙一動を気にしてるような気がする。私はすごく“気にしい”だから」
▼高2女子:「“誰にも嫌われないように”角を丸く丸くして自分の言葉を届ける」

ストレスを感じながらも、“周りとの調和を重視する”気にしいなZ世代。だからこそ「フレネミー」という柔らかい指摘の言葉を活用して自身のメンタルや友人関係のバランスをとっているのです。

▼専門学生:「何も言わないで自分だけが傷つくよりも、言ってネタにした方が気が楽」

言いたいことも言いづらい令和の若者にとって、「フレネミー」というワードが救世主となっているようです。

(THE TIME,2026年7月13日放送より)