エアコン普及率が24%!?背景には代表的な建築様式か

高柳キャスター:
そもそもフランスでは地下鉄・病院・学校にも基本的にエアコンは設置されておらず、一般家庭のエアコンの普及率も24%にとどまっていると言われています。なぜ、これほどエアコンの普及率は低いのでしょうか。

仁熊 支局長:
パリの住宅や学校、病院の多くは100年以上前に建てられた「オスマン建築」と呼ばれる建築様式となっています。

パリの街並みを作っている代表的な建築様式ですが、作られた当時は現在のような猛暑からくる熱波は全く想定しておらず、エアコンを設置する前提でも作られていません。建物に室外機を設置できるようなバルコニーもありません。

エアコンや室外機の設置には、建物の住民全員と、パリ市からの許可が必要で、景観の問題から許可はほぼ下りないのが現状のようです。