宮城県気仙沼市の大島では、東日本大震災で被災したリフトに代わって整備されたモノレールと新たな観光拠点が7月19日に開業します。それを前に14日、モノレールなどが一足早く公開されました。

宮城県気仙沼市大島では、14日に新たな観光の目玉として期待される亀山山頂行きモノレールが報道機関に公開されました。

標高235mの山頂までの所要時間は6分から7分で、2両編成の車両には最大40人が乗車できます。

岩槻日菜記者:
「モノレールの中では、山頂に向けてゆっくりと上昇していくのを感じます。また全面ガラス張りの窓からは、気仙沼の街や海の様子を一望できます」

このモノレールは、東日本大震災の津波や火災により被災したリフトの代わりに整備されたものです。

また、山頂には市内の景色を360度楽しめる展望台が設けられました。メインテラスのほか、遊歩道沿いに3つのテラスエリアを構え、全部で50席あるソファーに腰を掛けてゆっくりと眺めを楽しめます。

気仙沼市観光課 菅野拓哉課長:
「震災で被災したリフトに代わってようやく亀山テラス、モノレール含め開業できる運びとなった。通年型観光の切り札と位置づけている。春夏秋冬様々な表情を見せる山頂からの景色を楽しんでもらえるようになった」

亀山リフトは、1978年のピーク時には、年間約12万6000人が利用しました。しかし、2000年以降は年間2万5000人の利用にとどまり、震災の火災で焼失しました。

震災から15年、22億8000万円をかけて整備したモノレールとテラスは、年間6万2000人の利用を目指しています。モノレールなどは、7月19日に開業し、乗車料金は往復で中学生以上は1200円、小学生は600円となっています。

営業時間は、午前8時半から午後4時45分までですが、7月19日から24日までは午前9時半から午後3時45分に短縮されます。