「逃げる、逃げる」

現場の公園(北海道江別市・2024年11月)

第3暴行中に被害者が逃げようとしたことは何度かあった。1つは隙を狙って坂の上に上り逃げようとしたが17歳少年が追いかけて、坂の下に戻そうとした。体をつかんで落とすように、倒れてはいないが坂で走るように降りることになった。

自分や17歳の少年が気づかないうちに逃げようとして、八木原被告が「逃げる、逃げる」と言って17歳の少年が追いかけて坂の下におろして暴行を加えた。主犯格の男が追いかけてたぶん足を蹴った。

(長谷さんが裸で謝罪の謝罪後)八木原被告を家に送った。主犯格の男が「もう送ってっていいわ」と言ったので。

暴行の時の八木原被告は、ずっと笑っていた。

第3暴行の途中に主犯格の男が、私に「疲れた」「まだやんないとダメ?」と言ってきて、私が「アマに言うね」と確認したが、八木原被告は「許す気ないから、もっとやって」と言った。それは主犯格の男も聞いていた。

事件以降のLINEでのやり取りについて

花束などが置かれる(北海道江別市・2024年11月)

(事件後・主犯格の男が「あまヤキだな」と言っていたのは)八木原被告が自分たちだけ暴行をしたと警察に言おうとしていた。

(17歳の少年に「よく余裕でいれるよね」と言ったのは)17歳の少年と主犯格の男が長谷さんが亡くなった場所と(発見された場所が)違うことに関して、「草が濡れてたんじゃね、だから動いたんじゃね」と笑っていた。

川村被告は終始、はっきりした声で…

川村葉音被告(21)

検察側の質問の最後に「第1審が終わって控訴審を待っている状態で、どうして今回話してくれたのですか」と問われると、川村被告は「事件に向き合っていきたいという気持ちがあったので話しました」と、検察からの質問に終始、はっきりした声で答えていました。

川村被告の証人尋問は、14日午後も行われています。

札幌地方裁判所

起訴状によりますと、主犯格とされる当時18歳のアルバイトだった男は、当時17歳の少年ら男女5人と共謀し、2024年10月25日から26日にかけて、長谷知哉さん(当時20)の顔や腹部を多数殴る蹴るなど暴行。

さらに「全部出せ、全額」「クレジットカードもな」などと脅迫して暴行を加え、現金やカードなどを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させたうえ、奪ったクレジットカードでたばこなどをだまし取ったほか、キャッシュカードで現金12万7000円を引き出したなどとして、強盗致死や詐欺、窃盗などの罪に問われています。

判決は8月7日に言い渡される予定です。

おことわり
HBCでは、特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。