北海道江別市で、男子大学生が集団暴行を受け、死亡した強盗致死事件。主犯格とされる男らの初公判が開かれ、「酌量の余地はない」とした検察の指摘に続き、弁護側も犯行について「あまりに残酷」と述べました。

主犯格とされる当時18歳でアルバイトだった男と当時17歳だった少年は、おととし10月、別の男女4人と共謀し、江別市の公園で大学生の長谷知哉さん(当時20)に集団で暴行を加え、キャッシュカードなどを奪い、死亡させた強盗致死などの罪に問われています。

きょうの初公判で、当時18歳でアルバイトだった男は…

「間違っていることはありません。本当にひどいことをしました。申し訳ありません。この裁判で正直に話します」

また、少年も起訴内容を認めました。

法廷では、当時18歳でアルバイトだった男をきっかけに、エスカレートしていく暴行の様子を写した動画が流されました。

検察は「犯行のいきさつ・動機に酌量の余地はない」と厳しく指摘。一方、当時18歳でアルバイトだった男の弁護側も…

「あまりに残酷で、どうしてこれほどひどいことができたのか。(当時18歳でアルバイトだった男には)真実を明らかにする責任がある」

「犯罪の成立について一切争わない」としたうえで、なぜ事件が起きたのか、背景も含めて審理してほしいと主張しました。

量刑が争点となっている2人の裁判。あすは、懲役30年の判決を受け、控訴している川村葉音被告(21)らの証人尋問が予定されています。

判決は来月7日に言い渡されます。