北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受け死亡した強盗致死事件の主犯格の男らの初公判が、13日札幌地裁で開かれ、「酌量の余地は無い」とした検察の指摘に続き、弁護側も犯行態様について「あまりに残酷」と述べました。

主犯格とされる当時18歳のアルバイトだった男(特定少年)と、当時17歳だった少年は2024年10月、別の男女4人と共謀し、江別市の公園で大学生の長谷知哉さん(当時20)に集団で暴行を加え、キャッシュカードなどを奪い死亡させた強盗致死などの罪に問われています。

13日の初公判で起訴内容を問われた当時18歳の男は。

主犯格とされる当時18歳の男
「間違っていることはありません。本当にひどいことをしました。申し訳ありません。この裁判で正直に話します」

また、当時17歳の少年も起訴内容を認めました。

法廷では、主犯格とされる男をきっかけにエスカレートしていく暴行の様子を映した動画が流されました。

検察は「生命を軽視する姿は甚だしい」「犯行のいきさつ・動機に酌量の余地はない」と厳しく指摘。

一方、弁護側も、その犯行の残酷さにこう言及しました。

主犯格とされる男の弁護側
「あまりに残酷で、どうしてこれほどひどいことができたのか。被告には真実を明らかにする責任がある。犯罪の成立について一切争わない」とした上で、なぜ事件が起きたのか、背景も含めて審理してほしいと主張しました。

量刑が争点となっている2人の裁判。

13日は、懲役30年の判決を受け控訴している川村葉音被告らの証人尋問が予定されています。

判決は8月7日に言い渡されます。