千葉県市原市で不動産会社を経営する男性が殺害され、未解決のまま15年がたったきょう、遺族らが情報提供を呼びかけるチラシを配りました。

この事件は、2008年1月17日、市原市姉崎で、不動産会社経営の永野武さん(当時78)が事務所で頭や首などを刺されて殺害されたものです。

発生から15年となったきょう、現場近くの駅では、遺族や警察などが駅を利用する人に情報提供を求めるチラシを配りました。

事件発生の翌年から毎年行っていたチラシ配りは、コロナの影響もあり、去年とおととしは行わず、今年は3年ぶりとなりました。

永野さんの遺族は「早く犯人が捕まって、なぜこういう事件を起こしたのか知りたい。今年が最後のチラシ配りになってほしい」と話しています。

警察は「持っている情報が事件解決につながる可能性があるので、些細なことでも思い当たることがあれば情報を寄せてほしい」と呼びかけています。

【情報提供先】市原警察署 0436-41-0110